過渡期ナイト年末スペシャル
「都電でGO!ゆとり教育の自己責任だよ 全員集合!!」
2004/12/25 in 都電荒川線 from 「早稲田駅」 to 「三ノ輪駅」
http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/toden_index.html
イベント名はずっと前から聞いていたのに、「都電とは路面電車なのか!」・・・と当日になって気づいた(恥)
いやいや、何も考えてなかったんです。
「死紺亭兄さんの晴れオトコ伝説」本当にあったんですね。ポカポカ暖かく貸しきりの都電に揺られるのって気持ちい〜い。景色はよく見えて、駅にいる一般のお客さんの驚いたような、好奇に満ちた視線が気持ちい〜い。
集まったメンバーも様々な方面から来られてて、年齢層も幅広い。座席が埋まって、ちょうどいいくらいの人数だったかな?って思ってます。
さてこの日、朗読してくださったのは4名。下野穣さん、服部剛さん、紀ノ川つかささん、そしてナビゲーターの死紺亭柳竹さん。出発後、全員でのタイトルコールの後、始まりました。それでは、私のちょっとした感想もGO!
・ 下野穣(しもの・ゆたか)さん
お初にお目にかかりました。男っぽい風貌に似合う太くて低くて声。BGMに合わせたり、沈黙したり、都電の状況に応じてにしても演出決まってる。英語の発音がとてもキレイ!(自分は舌足らずで下手のクセに、発音にウルサイ私)。アメリカの似合う人。DJなんてやるといいかも?
・ 服部剛(はっとり・ごう)さん
いつもどおりの落ち着き。人気の「空中列車」などを朗読。服部さんは街が好きなんだなぁ。それはたぶん、都会で東京・・・「ビル」や「風」がよく詩に登場しますよね。
こちらは高めの繊細な声。でも独特の響きを持ってる。消え入りかかる語尾が綺麗です。たぶん、これは積み重ねて出来上がった技術なんだろうな。
・ 紀ノ川つかさ(きのかわ・つかさ)さん
「都電病棟」・・・って発想自体、意表を突かれました。この都電に乗っている人、全員患者という設定。都電が停車してる間に見える景色や人物をアドリブでネタにしてしまう。その一瞬でキャッチする力に感心していました。これって、固定の会場だとネタがつきたりする危険もありますが、景色が変わっていくのだもん!笑わせてもらいましたよ。
・ 死紺亭柳竹(しこんてい・りゅうちく)さん
終点の三ノ輪駅まで、時間的に余裕があったので、なんか多めに聞けてお得な感じでした。時事的な言葉が小まめに出てくるのに、ゴロとか韻とか言葉遊びもしっかりしてるから、小難しい話が嫌いな人でもスラッと聞けちゃうんじゃないかしら?「青色発光ダイオード」なんて使われる位置が重要でしょう、きっと。
死紺亭さん、この日すっごいよかった。例えばダークな話でも希望が見えるようなリーディングでしたよ。
いやいや、ホントに全員よかったので、満腹な気分でした。出演者の皆さん、(レポート遅くなりましたが)お疲れ様でした。
そしてステキな朗読をありがとうございました。
おまけに会いたかった人に、たくさん会えた日でした。挨拶しきれなかったほど(笑)
SSWSの賞金で都電貸しきりにしちゃって、素敵なイベントにしてくれた、死紺亭柳竹さんはじめ、みなさん、ほんとに楽しかったです。ありがとう。
以上
木葉 揺でした